自宅へ帰宅後、すぐに産婦人科を受診しました。診察室に入ってすぐに「赤ちゃんがトイレに流れてしまったかもしれない。」と先生の前で号泣してしまいました。人前でここまで取り乱したのは初めてでした。夫が代わりに状況を説明してくれてとても助かりました。
診察してもらいやはり心拍は確認できなかったですが、赤ちゃんはまだおなかにいますよ。と言われ、安心した気持ちと残念な気持ちとで複雑な気持ちになりました。
自然に出てくるのを待つか、手術で出してしまうかを選ばせてくれました。手術は抵抗がありましたが、自然に出てくるときも痛みが結構あるということ、出てくるまで精神的にもたないだろうという判断で私は手術を選びました。そして、ありがたいことにその日のうちに入院させてもらえることになりました。
前処置として子宮口にラミナリア(子宮頸管を拡張させるもの)を入れられましたが、これがめちゃくちゃ痛くて、もらったロキソニンをしっかり飲んで耐えました。例えるならボーリング玉をお腹の上にドーンと置かれているような鈍痛で、これでこんな痛かったら陣痛耐えられるのか!?と思ったほどでした。緊張なのか環境の変化なのかで夜はあまり眠れませんでした。
翌日、手術時間になり手術台に乗り、処置が始まると麻酔で一瞬で記憶がなくなりました。気づいたら観察室で寝ていました。無事に終わり安心しましたが、赤ちゃんを見せてもらえる機会はなく、正直どんな姿でも一度見てみたかったなという気持ちでもやもやしました。
あと、職業病で麻酔薬は何を使用したのかが気になり聞いてみると、プロポフォールとフェンタニルと返答があり、まさかそれらを自分が使うとは思わなかったのですごく複雑で新鮮な気持ちになった記憶があります。
手術当日担当してくれていたベテラン看護師さんがとてもやさしくて安心しました。感謝です。手術後も特に痛みはなく、後にも先にも前処置が一番つらかったです。笑
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